更新:2024/12/23
RFI(Request for Information)とは?ゆるーくわかりやすく解説


はるか
RFIって知ってる?

ふゅか
RFI? うーん、なんだろう…リクエストとか情報っぽい響きだけど。ふゅか、教えて!

はるか
Request for Information。情報提供依頼。主にプロジェクトの初期段階で使う。
目次
1. RFIの要点
RFIとは・・・
- 情報提供のために依頼する文書
- Request for Informationの略。
2. RFI(Request for Information)とは?
RFI(Request for Information)は、日本語で「情報提供依頼」と訳されることが多い言葉で、主にビジネスやITプロジェクトの初期段階で使用される重要なプロセスを指します。これは、特定のサービスや製品について詳しい情報を得るために、企業や専門家に対して正式に問い合わせる手法です。
RFIは、購入決定やプロジェクトの計画を進める前に、利用可能なオプションや市場の現状を理解する目的で用いられます。特に、複数の選択肢がある場合や、まだ具体的な要件が固まっていない場合に非常に有用です。

ふゅか
まず、RFIの基本から教えて!簡単に言うと何をするものなの?

はるか
情報提供を依頼する文書。市場調査や選択肢を知るために使う。
3. RFIの主な目的
- 情報収集
RFIは、特定の技術やサービスについての最新情報を集めるための最初のステップです。これにより、提供者側の能力や製品の特徴を把握することができます。 - 選択肢の検討
市場にどのようなオプションがあるのかを理解するために、多くの企業がRFIを発行します。これにより、どのベンダーやサービスが自社のニーズに最も合っているかを判断できます。 - 要件の明確化
RFIを通じて得られた情報を元に、自社のプロジェクトやシステムに必要な要件を明確化することができます。 - 市場調査
ベンダーや製品の特性、コスト、および提供可能な機能を調べることで、現在の市場状況を把握できます。
4. RFIが使われる場面
4.1. 新しいシステムの導入
例えば、企業がERP(統合基幹業務システム)やCRM(顧客関係管理システム)を導入する際に、どの製品が自社に適しているかを判断するためにRFIを発行します。
4.2. アウトソーシング
IT業務の一部を外部に委託する場合、候補となるベンダーの能力やサービス内容を調査するためにRFIが使用されます。
新技術の評価
AIやクラウドサービスなど、新しい技術を検討する際にもRFIが役立ちます。具体的な機能や実現可能性を確認できます。

はるか
新しいシステム導入やアウトソーシング。あと、新技術の評価。

ふゅか
例えば、「うちの会社に合うクラウドサービスを探したい」みたいなとき?

はるか
その通り。ベンダーから具体的な情報を引き出せる。
5. RFIと他のプロセスとの違い
RFIは他の情報収集プロセス、例えばRFP(Request for Proposal)やRFQ(Request for Quotation)と混同されがちです。それぞれの違いは以下の通りです:
用語 | 目的 | 主な内容 |
---|---|---|
RFI | 情報収集 | サービス内容や技術的能力を把握 |
RFP | 提案依頼 | 具体的な提案や解決策を依頼 |
RFQ | 見積もり依頼 | 製品やサービスの価格を確認 |