更新:2024/09/19
NOT回路(インバーター)の真理値表・論理関数について


はるか
NOT回路って、デジタル論理回路で基本的なもの。入力の論理値を反転する。

ふゅか
そうそう!入力が1なら出力は0に、入力が0なら出力は1になるの!インバーターとも呼ばれるんだよね〜♪
1. NOT回路とは
NOT回路(否定回路)は、デジタル論理回路において基本的な論理ゲートの一つです。この回路は単一の入力を持ち、その入力の論理値を反転させる機能を持ちます。具体的には、入力が1(真)であれば出力は0(偽)となり、入力が0(偽)であれば出力は1(真)になります。NOT回路はインバーターとも呼ばれます。
1.1. 真理値表
NOT回路の動作を示す真理値表は以下のようになります。
入力 (A) | 出力 (NOT A) |
---|---|
0 | 1 |
1 | 0 |
1.2. 論理関数
NOT回路の論理式は以下のように表されます。入力 \(A\) に対して、出力 \(Y\) は次のように表せます。
\[ Y = \overline A \]
1.3. MIL記号
NOTゲートは、MIL記号で次のように表されます。
1.4. 使用例
NOT回路は、他の論理ゲート(AND、OR、NANDなど)と組み合わせて、より複雑な論理回路を構築するために使用されます。

はるか
他のゲートと組み合わせることで、複雑な論理回路を作ることができる。たとえば、NANDやNORゲートにも応用されてる。