更新:2024/11/06
【Octave】CSVファイルの読み込み・書き込みについて


はるか
CSVファイルのデータをOctaveに取り込みたいんだけど、どうやるの?

ふゅか
Octaveだと、csvreadっていう関数を使えば、簡単にCSVファイルを読み込めるのよ。
1. CSVファイルの読み込み
Octaveでは、csvread
という関数を使って、CSVファイルに保存されたデータを簡単に読み込むことができます。この関数を使用することで、指定したファイル内の数値データを行列としてOctaveに取り込むことが可能です。
1.1. 数値のみのCSVファイルの読み込み(csvread)
次のようにcsvread関数を使用して、数値データのみが含まれたCSVファイルを読み込むことができます。
data = csvread('example.csv');
example.csv
:読み込むCSVファイルのパスを指定します。data
:ファイルから読み込まれた数値データが格納される変数です。CSVファイルの内容が行列としてdata
に保存されます。
2. CSVファイルの書き込み

はるか
じゃあ、CSVファイルにデータを書き込むのは?

ふゅか
その場合は
csvwrite
を使うの!Octaveでは、csvwrite
といった関数を用いて、数値データをCSVファイルとして保存することが可能です。
2.1. 数値データのCSVファイルへの書き込み
次のようにcsvwrite
関数を使うことで、指定した変数をCSVファイルとして保存できます。
data = [1, 2, 3; 4, 5, 6; 7, 8, 9];
csvwrite('output.csv', data);
output.csv
:データが保存されるCSVファイルの名前です。この名前でファイルが作成され、指定した場所に保存されます。data
:書き込みたい数値データが格納されている変数です。このデータがそのままCSVファイルに保存されます。