プログラム内蔵方式(記憶方式)とは?ゆるーくわかりやすく解説

はるか
はるか
プログラム内蔵方式って知ってる?
ふゅか
ふゅか
うん!コンピュータの基本的な仕組みよね!プログラムをメモリに保存して、そこからCPUが読み取って実行するやつ!

1. プログラム内蔵方式とは

プログラム内蔵方式(プログラム記憶方式、stored-program architecture)とは、コンピュータの基本的な動作原理の一つで、プログラム(命令)を主記憶に格納して命令を順次実行する方式を指します。この概念は、計算機科学者であるジョン・フォン・ノイマンによって提唱され、現在のコンピュータアーキテクチャの基礎となっています。

1.1. 英語から意味を考えると

“Stored-program architecture” を英語の単語ごとに分解して意味を考えると、次のようになります

  • Stored (保存された)
    「保存された」「記録された」という意味です。この文脈では、何かがどこかに格納されている、つまりプログラムがどこかに記憶されていることを指します。
  • Program (プログラム)
    一連の命令や指示のことです。コンピュータに実行させるための手順が書かれたものを意味します。
  • Architecture (アーキテクチャ/構造)
    「設計」「構造」や「仕組み」を指します。この場合、コンピュータの仕組みや設計方法のことを意味します。

これらを組み合わせると、「保存されたプログラムの構造」という直訳になりますが、実際の意味としては 「プログラムがメモリに保存され、それをCPUが実行する仕組み」 を指します。

2. 現代のコンピュータへの影響

プログラム内蔵方式は、現代のほとんどのコンピュータで採用されているノイマン型コンピュータの核心となっています。この方式により、汎用性が高く、様々な用途に対応できるコンピュータの実現が可能となりました。

3. まとめ

プログラム内蔵方式は、コンピュータが現在の形で動作するための基本原理であり、その採用によって計算機科学は飛躍的な発展を遂げました。現代のコンピュータにおける課題も存在しますが、その歴史的意義と影響は計り知れません。

はるか
はるか
今の多くのコンピュータも、この方式を採用してる。