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更新日: 2024/11/24

ケイリー変換の定義・例題について

ケイリー変換
はるか
はるか
ケイリー変換は、複素数を変換する方法。
ふゅか
ふゅか
そうね!$f(z) = \dfrac{z – i}{z + i}$で計算できるね!

ケイリー変換とは

複素数におけるケイリー変換(Cayley transform)は、複素平面上の一つの変換を表します。

ケイリー変換は次のように定義されます。

\[ f(z) = \frac{z - i}{z + i} \]

ここで、\( z \) は複素数です。

例題

例題1:z=1のとき

\(z= 1 \) に対するケイリー変換を求めよ。

与えられた実数 \(z = 1 \) にケイリー変換を適用します。

\[ f(1) = \frac{1 - i}{1 + i} \]

分母を有理化します。

\[ f(1) = \frac{1 - i}{1 + i} \times \frac{1 - i}{1 - i} = \frac{(1 - i)^2}{1^2 - i^2} = \frac{1 - 2i + i^2}{1 + 1} = \frac{1 - 2i - 1}{2} = \frac{-2i}{2} = -i \]

したがって、\(z = 1 \) のケイリー変換の像は \( -i \) です。

例題2:z=-1のとき

\(z = -1 \) に対するケイリー変換を求めよ。

与えられた実数 \( z = -1 \) にケイリー変換を適用します。

\[ f(-1) = \frac{-1 - i}{-1 + i} \]

分母を有理化します。

\[ f(-1) = \frac{-1 - i}{-1 + i} \times \frac{-1 - i}{-1 - i} = \frac{(-1 - i)^2}{(-1)^2 - i^2} = \frac{1 + 2i + i^2}{1 + 1} = \frac{1 + 2i - 1}{2} = \frac{2i}{2} = i \]

したがって、\( z = -1 \) のケイリー変換の像は \( i \) です。

例題3:z=aのとき

任意の実数 \( z = a \) に対するケイリー変換を求めよ。

一般の実数 \( z = a \) に対してケイリー変換を適用します。

\[ f(a) = \frac{a - i}{a + i} \]

分母を有理化します。

\[ f(a) = \frac{a - i}{a + i} \times \frac{a - i}{a - i} = \frac{(a - i)^2}{a^2 - (-i)^2} = \frac{a^2 - 2ai + i^2}{a^2 + 1} = \frac{a^2 - 2ai - 1}{a^2 + 1} \]

したがって、像は次のように表されます。

\[ f(a) = \frac{a^2 - 1}{a^2 + 1} - i\frac{2a}{a^2 + 1} \]

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